某研究会にて
僕の分野で有数の研究者があつまる研究会があった。
何個かある発表の中で定性的な研究の発表があったとき、明らかに会場の人々の興味が失せたのがわかった。
僕がやっている分野は定量的な研究が支配的だ。
定量的な研究をやっている研究者がたくさんいたので会のあとの談笑も定量的な研究をやっている人同士盛り上がり、定性的な研究をやっている少人数の人たちは静かなたたずまいで、とても対照的だった。
それに彼らは僕達を見下している。
すごく悔しい。
僕らの学派は、理論と実務がかけ離れているという僕達の領域全体への批判がなされたときに、組織や社会とのつながりを重視してイギリスで発祥した。
もっと僕らの研究の重要性を理解してもらえるように頑張りたい。